楽しい人事労務
全くもって楽しくないし、やりたくもないけれども、必要な知識なので毎週火曜日に自主勉することにした。ゼロよりマイナスな感じのスタートなので、終わった後に仕入れホヤホヤの知識をここに記します。ただし、ワイちゃんの会社に不要な知識は省く。翌週に復習するような習慣が出来れば…いいな…1日坊主やりがちなので気を付けまーす、反省してまーす、チッうるせーな
★うれしいたのしい働き方改革
①時間外労働の上限
1日8時間、週40時間が法定労働時間として、
残業時間については、
・改正前:月45時間、年360時間、月毎や年毎の制限なし。罰則なし。
・改正後:月45時間超は6回まで。休日労働を含めて年720時間以内。2〜6ヶ月平均月80時間以内。月100時間以内。罰則あり。
②年休の時期指定
10日以上付与の労働者は5日の消化義務、自ら使用した日数が5日を満たない場合は希望を聴取した上で使用者が時期を指定する
※ここらへんは会社でやったのでノー勉
★割増賃金について
①時間外労働:25%
※2023年くらいには中小企業も、月60時間超は50%になる
②休日労働:35%
③深夜労働:25%
※重複する場合は加算するので、①が②にも該当する場合は50%割増になる
★外国人登用
・在留カードが必ず必要
・在留資格、有効期限に注意
※有効無効は在留カード番号を入国管理局HPで照会可能
・在留資格が留学や家族滞在の場合は就労不可。ただし、資格外活動許可があればOK
・雇入れ、退職時にハロワに届け出が必要
・新卒留学生は内定後に自分で入国管理局に在留資格更新の申請をしてもらう。ただし、留学中に習得した知識や技能と異なる職の場合は変更許可が下りない可能性あり。
★就業規則
・常時雇用している従業員が10人以上いる場合は、作成の上で労働基準監督署に届け出が必要
・常時雇用している従業員=正社員、契約社員、パートアルバイト含む。ただし、派遣社員は除く。
・事業場ごとに届け出が必要
以上。これ理解するのに一時間半掛かったんですけど、書き出したら超しょぼくてわろた。明日は晴れるといいね。ハム太郎。
彼方からお祈り申し上げる
就活に早々に挫け、フリーター、派遣を経験し、アラサーを前に満を持して契約社員へとステップアップをして早数ヶ月が過ぎた。早い、早過ぎる。歳をとり新鮮味が無くなったせいなのか、あっという間に半年が過ぎてしまった。
結論から申し上げると、事務は私には向いていない。即刻辞めるべき。
毎日毎日、よくわからないながらも自分なりに必死に仕事を探して、たまに上長からぽこぽこ降りてくる業務をこなし、わからなくても取り敢えず模索してみて、それでも無理そうなら上長に聞いて、を繰り返しているうちに気が狂いそうになってきた。社会に出たことがない諸君は知っているのか?事務とは、他人との心理戦である。
前提として、私は他人への気配りがとても苦手なのだ。だから、友達も少ない。なのに、事務。アラサー喪女=事務というステレオタイプに惑わされ、人生経験の乏しい馬鹿がへろへろと迷い込み、前世に何の罪があるのか今の会社が私を採用してしまったのである。そも、契約社員といえどトップが面接するべきであるのに、私は何故かそこをすっぽ抜けてシメシメと入社してしまったのである。私も馬鹿だが、採用した会社はもっと馬鹿で救いようがない。
そんな経緯もあり、パソコンもろくに触らず、特筆した能力も愛嬌もない私に上司はそれはそれは優しく接してくれた。貧乏ゆすりはすごいけれども。給料も低いけれども。
そんな中で私は私なりに頑張ってきたつもりではある。必要な知識を身に付けようと意識して行動してきた(つもり)。では、何が問題か。
ことは先週に遡る。普段は歓送迎会も何も無く、飲み会が無くて楽な部署だが、先週初めて飲み会が開催された。正直行きたくなかったが行かなくてはなるまい、何故なら私は下っ端だから。頑張らねばなるまい、何故なら私は下々の者だから。そこで、ベロベロのヘロヘロになった普段は優しい上司が言ったのだ。
「お前は頭がおかしい」
「仕事の話をして、○○と返されたときは神経疑ったね。オメー狂ってる」
「話し掛けてくるときの挙動キモい」
「慣習で仕方なくお前をランチに誘ったの、マジで俺頑張ったから」
私は私がおかしい自覚はある。人と少しばかりずれていて、何となく人と話が合わない自覚がある。だから、仕事中は仕事のことで頭をいっぱいにして、他人には迷惑をなるべく掛けないように、他人が快適に過ごせるように努めてきた(つもり)である。人間関係を円滑にするのも仕事のうちだと嫌な人も嫌と思わないように、人によって態度を変えないように、陰口も言わないようにしてきた。なのに、これだ。その場で指摘してくれたのであれば、まだ救いがある。よりにもよって、飲み会で、他人が大勢いる場で…私はとても情けなかった。逃げ出したかった。上司が一気に嫌いになった。
それでも、私は幾多の荒波、小波を乗り越えてきたブスであるので、反骨心は人並みに備えている。絶対に使える人材になって、それから辞めてやると心に強く強く誓った。
そうして挑んだ今週、覚えているのかいないのか、上司は態度がとてもよそよそしくなった。以前からそのきらいはあったが、心理戦が悪化してしまった。随分前に引き継いでもらうことになったと言われた業務は、私が後程前任者のところに伺うと言っていたのに、上司が前任者にわざわざ頼み、言いにくかったからやってれてありがとねみたいな態度で前任者にヘコヘコしていた。
そうして、私はそんなにない仕事をノロノロとこなし、今週末がやってくる。ストレス耐性があり、人間関係とかどうでもよ〜〜と思っていた以前の私、見ているか。お前は事務には向いていない。就職活動のときは、神がお前に事務は止めろと囁いたのだ。精神がボロボロになり過食に走った今、私は私の弱さをひしひしと実感している。お前は弱い。お前はキモい。お前は使えない。
だが、知っているか。私は、変なところで肝が据わっているのだ。私は、私の弱さも受け止められるのだ。使えなくたっていい、クビと言われた時が事務という人生経験のピリオドである。それまでは、図々しくも、無能であっても、居座り続けるのだ。世の中にはそういう生き方もある。そう信じて生き続けるしか道はないのである。